yuutamakiの日記

日々の日記

12月のとある日。1日目の7.

それからは管をつけられ、足の血栓?を予防する器具がずっと私のふくらはぎをしめたり、ゆるめたりしてくれる呼吸音が続き、思い出したように右手に装着された血圧計が膨らんでまた緩まった。

 

全身管に繋がれて私はさしずめ囚われた宇宙人。私の意思ではなくて別の人の意思で生かされている、という感じがした。呼吸音のような規則的な音がいろんなところから湧いてきて、お花畑、無菌室、温室?いろんな状況が俯瞰で見える。たぶん実像を一番わかっていないのがわたし。

 

定期的に変わっていく看護師さんは誰もが皆優しくて、都度ネームホルダーを掲げて名前を告げてくれるけどぼんやりしているわたしはどの人の名前も申し訳ないほど覚えていない。ただ夜中も何度か見回ってくれて数値を見てくれ、いろんなお世話をしてくれているんだろう。改めて大変なお仕事だな、とお友達の看護師のことを考えていたりした。