ほぼ時間通りICUにどやどやと母と弟登場。
母親は開口一番「あんたはほんと突然なんだから」とずいぶんな恨み節である。私にしては予告、経過、そして結果とかなり順当な連絡網を経ていたと自負していたので、このあたりの擦り合わせはこの先もなされないままなのだろうと思う。
言い忘れていたが、この母も実は10年ほど前だろうか、胆嚢摘出している。似なくていいところが似る、のは人間のさだめなのか。似てしまうから繋がっているということもあるんだろうけれど。
弟からは地元銘菓の詰め合わせをもらう。受け取りながらずいぶん社会人らしくなったな、とおじさんの弟を前に言うのもなんだけど感慨深くなる暇もなく弟からは「久しぶりに見たけど老けたな」と減らず口の洗礼を浴びた。まぁ今回は姉への檄だと受け取っておく。いや、今この姿は普段の百倍マイナスだぞ、このことだけは覚えておいて欲しい。
と、母が自分の手術の時の回顧録なんかを聞きつつ、自分は採れたてホヤホヤの石披露で対抗し、時間オーバー。遠くからありがとう。後で聞くとこの後デパートに寄って買い物三昧したらしい。何かストレスでもあるのだろうか。もう一度言う、遠くからありがとう。